自分で不動産登記をした話。その2

家づくり

前回あれだけ引き延ばしておいて、本題は次回かよッ!

と、思わずつっこんでしまいたくなる衝動を抑えきれなかったみなさま。

衝動にかられなかった、自己コントロールに長けた仏様のようなお心をお持ちの方もお待たせいたしました!続編です。

不動産登記は通常、司法書士の先生にお願いし、その報酬額は軽く10万はするであろうなんとも崇高な行為なのでございますれば。まさかそんなことを自分でできるはずもないと思うべからず。

もう、報酬額にびっくりしすぎて自分でも何をいっているのか全くわかりませんが!

兎にも角にも、こんな語彙力5歳並みの私でも、簡単に!登記できたのでございますよ。

その申請方法を順を追って、今回はご説明させて頂きたいと存じます。(なぜに丁寧語?w)

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土地だけの登記は所有権移転

今回行ったのは、土地のみの登記なので、「所有権移転登記」となります。

うん?なにそれ。ですよね。

一口に登記といっても、種類がいくつもあるのです。

この時点で「ナニソレ?オイシイノ?もう、司法書士の先生召喚!」

ってなっちゃう気持ちはぜひ抑えて頂きたい!

ここさえ乗り越えれば、もう君は登記のプロ!(←胡散臭さMAX)

所有権移転登記以外の登記については今回は端折りますが、詳しく知りたい方はこちらをご参考にどうぞ。

不動産登記を自分で行うことは可能ですか?|自分で登記.com
不動産登記を自分で行うことは可能ですか?の質問にお答えします。「自分で不動産登記を行う」ことを良く思わない人がいる?ハウスメーカーや金融機関に拒まれないようにするには?などをご説明します。

必要書類を用意しよう

所有権移転登記に必要なものは買主が用意するもの3つ売主に用意してもらうもの3つ

買主が用意するもの

  • 住民票
  • 売買契約書
  • 所有権移転(売買)登記申請書

売主に用意してもらうもの

  • 土地の登記識別情報(登記済権利証)
  • 印鑑証明(発行後3か月以内のもの)
  • 固定資産評価証明書(名義変更する年度)

売買契約書はもっていかなくても大丈夫でしたが・・・(法務局の人見なかったな←えw)

念のため持っていきましょう。

所有権移転登記の申請書に記入する項目に土地の詳細を知る必要があるので、まずは法務局で 不動産の登記簿謄本(登記事項証明書) を手に入れましょう。

なので、最低2回は法務局へ出向く必要があるかもしれません。

補足:必要書類を持参し、その場で記入すれば1回の訪問ですむかもしれませんが、私は購入する前にまず、抵当権が設定されていないか確認するために現状把握のため登記簿謄本を確認しました。抵当権とはまぁ簡単に言うと、この土地、バツついてないよね?みたいな。

個人売買なのでもちろん、売買契約書も作りました。

売買契約書のテンプレートもネットでわんさか落ちているのでご自身にあった雛形をお探しになるのがよいかと思われますが、参考までに、私が使用させて頂いた雛形はこちらです。

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あ、ExcelファイルなのでExcel入ってない方はダウンロードできないかと・・・

そんな方はこちらをご参考に。

土地売買契約書|国税庁

契約書はいくら個人間でのやり取りでも(いや、むしろ個人間だからこそ)しっかりと取り決めておいた方がよいかと思います。

もう、契約書の中身はどんなことであれ、穴が開くほどしっかり確認したうえで押印するくせをほんっとつけるように気を付けましょうね!(←何があったw)

はい、次にまいりましょー!

申請内容の記入方法

所有権移転登記の記入方法は、法務局のWEBサイトに書式がありますので、そのまんま!そのまんま記入すれば本当に大丈夫です!w

■所有権移転(売買)登記申請書

不動産登記の申請書様式について:法務局

その他注意事項について

注意しておいた方がよい点です。

  1. 申請書はA4の用紙を使用して他の添付情報と共に左とじにて提出。紙質は,長期間保存できる丈夫なもの(上質紙等)にしてくださいとのことですが、普通のコピー用紙で大丈夫でした。
  2. 文字は直接パソコン(ワープロ← ワープロって今あるの? )を使用し入力するか、黒色インク、黒色ボールペン、カーボン紙等(摩擦等により消える又は見えなくなるものは不可)ではっきりと書いてください。鉛筆は使用不可。

提出物で必要なもの。忘れたら再度法務局に出向く必要があるのでご注意!まじで。

■委任状

売主さんの委任状をかならずもらいましょう!委任状は法務局の書式に記載があるのでそれを参考に売主さんからサインと印鑑をもらっておきましょう。これがないと登記できません。

■住民票は住民票コードを記載してあるものを

添付情報として住所証明情報(住民票の写し)の提出 を省略することが できるので役所で住民票を発行する際に住民票コードが入っているものをお願いしましょう。

■ 売主の登記識別情報

売買が成立したら売主さんから頂くのですが、紛失している場合もあるので、その際は法務局で売主さんがなくしちゃったみたいでー、と言えば、法務局より売主さんへ登記変えようとしてるよー、大丈夫?って感じで通知がいくので、その返信をお願いしまーす、と売主さんへお伝えしておけばスムーズに事が運びます。実際私の場合も売主さんが登記識別情報を紛失されていたためこのやり方で行いましたが、売主さんもすぐに対応してくださったこともあり、法務局へ出向いて1週間もたたないうちに登記完了できました。

■収入印紙を貼るための紙

なにげに忘れやすいかと思います。収入印紙を貼るためだけに必要書類と別途紙が1枚必要です。普通の100均で売っているA4のコピー用紙で大丈夫です。心配な場合は予備の紙をいっぱい持っていきましょう。

これらを注意すれば1回の訪問で終了できます。

実際私がそうでした。

必要なことは法務局の記載例文中の <解説及び注意事項等> に記載がありますので(注1~注18)そちらを穴が開くほど読んでみたほうがいいかもしれません。

法務局の方からも

「何度も来られたんじゃないですか?大変でしょう」

と仰っていただいたのですが

私:「いえ、初めてきました。」

法務局の方「・・・。慣れていらっしゃるのですね~。」

という不思議な空間を味わうことができました。

こんな私でもできたので、さぁ、みんな臆せずレッツトライ!

※あくまでもすべて自己責任ですよ!←最後にきてこれw

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